初診日証明の奥の深さに・・・

こんにちは、
福田社会保険労務士事務所です。

今日は目下の悩ましい出来事をひとつご紹介致します。

弊社のお客様で(仮にAさんとします。)、
今回障害年金の申請の代行を行わせて頂いている案件があるのですが、

初診日証明が取得できません。
正確には約20年以上前の初診日のため
初診日証明の取得が難航しているという案件です。

ここで書いても大丈夫そうな情報としては
1)Aさんは絶対に甲病院を受診したと主張されいています。
2)しかし甲病院への受診した物証(当時の診察券、薬袋・・・)はありません
3)弊社から甲病院へ問い合わせたところ、昭和55年からの受診履歴の確認は可能
4)甲病院へ「名前、当時の住所、電話番号、生年月日」を文書で送り、受診履歴を確認した

結果、受診履歴はなし

そして
Aさんにそのむねお伝えしたのですが、
絶対に甲病院だとの主張・・・

私の考えでは
イ)甲病院の確認ミス
ロ)Aさんの記憶間違い

イ・ロのどちらかで間違いないだろうということです。

ただし、甲病院は弊社から列車で3時間以上、車で5時間以上かかるだろう場所の病院のため
直接病院へ行くことも少し困難な状況であるのです・・・。


障害年金の申請において
「初診日の確定」はとても大切なことなのは間違いないところでしょう。
Aさんの障害年金がきちんと受給出来るように、もう少し、弊社では考えを絞る必要があるようですね!

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