脳の活性化の仕組みを解明

こんにちは、
福田社会保険労務士事務所です。
今日はあいにくの空模様となり、相談会へお越しの方にとっては
若干お足元が悪い状況ではございますが、スタッフ一同心よりお待ちしておりますので
どうぞお気軽にお越し下さい。

さて、今日の話題ですが
「脳の活性化の仕組みを解明」!!という話題をお伝えいたします。

「脳」ですが、 周りに多くの仲間がいたり、物に囲まれたりして刺激が多いほど脳の働きが活発になるという仕組みを、
広川信隆・東京大特任教授(細胞生物学)の研究チームがマウスを使った実験で解明しました。
脳の活性化に関係するたんぱく質とそれを作る遺伝子は人にもあり、人でも同様の仕組みがあるとみられています。

刺激が多いと、学習の効果や記憶力が良くなることは人を含めさまざまな動物を使った実験で示されていました。
しかし、こうした現象が起きるとき、脳の神経細胞や生命活動を担うたんぱく質の働きがどう変化しているかは
十分解明されていなかったのですが、研究チームは、刺激の多い環境の典型とされるはしごなど数種類の道具のある箱に
15匹のマウスを入れて4週間飼育した。同時に、刺激の乏しい環境として、遊び道具のない箱で3匹のマウスを同期間、飼育しました。

その後、学習や記憶力の推移、両機能をつかさどる海馬の神経細胞の状態やたんぱく質の働きを調べる実験をしたようです。

結果、刺激の多かったマウスは、刺激の乏しいマウスに比べ、迷路でゴールにたどりつくまでの時間が
回を重ねるごとに短縮されることが確認されました。さらにグルタミン酸などの神経伝達物質を運ぶ「KIF1A」、
神経細胞の成長を促す「BDNF」の2種類のたんぱく質の働きがいずれも刺激の乏しいマウスの約1.7倍に活発化していました。


脳の仕組みは本当に不思議なことが多いようですね。


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