増える大人の発達障害について

こんにちは、
福田社会保険労務士事務所です。

海外のニュースで目に付いたのが
ギリシャ国立美術館から「ピカソの絵画」が盗まれたと言う話題でした。
無事に、取り戻せると良いですね!


さて、本日の話題ですが「増える大人の発達障害」をご紹介致します。

発達障害とは/注意欠陥多動性障害ADHD)やアスペルガー症候群(AS)などの傷病のことですが
あるデータによりますと、発達障害に苦しむ大人が増えているそうです。

▼障害のために仕事に支障をきたし、ひきこもってしまう人も少なくない。/発達障害者支援法の成立から7年が経過していますが
行政の取り組みや、発達障害の方々への支援体制は遅れがちだと言わざるを得ない状況だと考えます。

発達障害は従来、子供のものとされてきました。/しかしながら、近年、
ひきこもりや鬱病、子供への虐待などの2次障害が表れ、初めて受診するという大人の患者が増えてきているのです。


発達障害については、
たとえば知能指数が高くても社会行動やコミュニケーション能力の障害により
対人関係や意思疎通を円滑に行うことができないために日常生活に著しい制限を受けていることに着目して認定を行ったり、
または、発達障害とその他認定の対象となる精神疾患が併存しているときには、すべての症状を総合的に判断して認定するということになっております。

成人の発達障害に対する行政の取り組みはまだまだですが、(例えば、厚生労働省によると、
都道府県とほぼ全ての政令市に発達障害者支援センターが設置され、ハローワークなどと連携した就労支援などが
行われているが、実際は「症状や障害の程度は千差万別で、具体的にどんなサポートをしたらいいか開発を行っている段階」である。)


実際に、発達障害でお困りの方々には
・行政機関の支援
・地域にあるセーフティーネットの活用
そして
障害年金などの、生活保障制度を検討することで

ご自身の、今後の生活設計をなされることをお勧めいたします。

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